2017年4月3日月曜日

『マーヤ』ちゃん

本格的な冬も間近な2015年11月末
とある行政の施設に
小さなシュナの女の子が収容されている
という情報がTSRに届きました


施設のサイトに掲載されている画像を見ると
どうやらトリミング直後のよう
これは迷子かな…お迎えがあるのでは?
と思っていたのですがその気配なし
それもそのはず
保護した後にわかったことなのですが
そのトリミングは普通のカットではなく
バリカンで丸刈りにしただけ
シャンプーはされていませんでした
そしてその子の腹部の状態は
何度か出産をした犬のものでした


その子は悪質な繁殖業者が
見掛けだけを家庭犬の迷子に偽装して
公園に遺棄した元繁殖犬だったのです

ボランティアの方のご協力を得て
TSRで保護したその子は
マーヤと名付けられました

推定年齢は4歳と若かったのですが
保護以前の生活の中で受けていたケアが
あまりにもひどかったせいで
体調はかなり不安定な状態でした


被毛と皮膚の状態は非常に悪く
高熱を出したり失明状態になったり…
狭いところに閉じ込められていたせいで
脚も大きく曲がっていました
きっとまともな食事も与えられず
必要最低限のケアもしてもらえず
散歩なんて行ったこともないのでは…

あまりにも体の状態が悪かったので
新しい家族を探すことよりも
まずは体調を少しでも良くすることを考えて
日々のケアを続けていきました


体調は良くなったり悪くなったり…
募集を始めようとすると
マーヤの体に何かしらの異変が起きました
この子はもしかするとここに居続けたいのでは?
そう思うこともありました


でも
あるご家族とのトライアルを決めた後
マーヤの体の異変はすーっと消えました
お預かりから11ヶ月が経過した秋の日
マーヤは新しい家族との生活を始めることを
自分自身で決めたようでした
そして後にマーヤの新しい家族となる
里親候補のご家族にすべてを託して
TSRからマーヤを送り出しました



マーヤと共に過ごした140日間
綿貫紗綾

マーヤが我が家にやって来たのは
シュナウザーのイベントが落ち着いた
10/26のこと

小さな身体のマーヤが大きな幸せを掴みに
我が家へとやって来ました



マーヤが保護されたのは2015年の晩秋
心も身体もボロボロにされてしまったマーヤは
寒空の下へ放たれました

マーヤがどれくらいさまよっていたかも
どのような環境に居たかも
誰もわかりません

わかる事は
マーヤは自由を手に入れるために
生きよう!としていたという事

保護された当初
マーヤの皮膚やマーヤの心
全てにおいて決して‘良い’という状態では
なかったそうです

トレーナーさんのお宅での生活は約11ヶ月間
毎日毎日マーヤのケアを献身的にしてくださり
マーヤは繁殖犬から家庭犬へと変わって行きました



私がマーヤの存在を知ったのは
まだマーヤが預かりさん宅に居た5月ごろ

一言で言ってしまうと
私がマーヤに一目惚れ

ただ
うちには先住犬がいたため
一緒に生活するのは無理だろうな…
と思ってました

でも
マーヤを知れば知るほど
マーヤの周りの環境などが私にリンクすることが多く
よりマーヤに対して親近感が湧き
まだマーヤの里親募集が始まっていないにも関わらず
私はTSRさんに
『私はマーヤが気に入りました!
 うちにくればこんなにいいことがあります!!』
と私を売り込みました(笑)

なんとなくですが
私はマーヤと一緒に生活する様な気がしてました
本当にただなんとなくです

ただ
うちには先住犬がいるのでその仔との相性や
マーヤがうちに来た時に先住犬がヤキモチを妬かないか
私がふたり同時に面倒を見ることができるのだろうか…
という心配もありました

マーヤの募集が始まるのは6月かも…
と言われていたのが延びに延びて
募集開始となったのは結局9月に入った頃でした

それと同時に私の所へ連絡が来ました
その連絡の内容は
『9月の時点では
 まだマーヤの状況は万全ではないので
 日々のケアが必要になります
 入浴は毎日させてあげてください
 体温の上昇を避けるために食事は手作りで…
 食物のアレルゲンもたくさんあります
 体の掻き毟り抑制のために
 留守番時は洋服とエリカラの着用もお願いします
 できれば長時間の留守番は避けていただければ…
というものでした

うちは共働きのため
長時間のお留守番は必須です
一日平均8時間はお留守番になります

そんなこともあり、一度は私の方から
マーヤはうちに来るよりも
 常に見てくださる方の方が良いと思います
とお断りのご連絡をさせていただきました

マーヤが幸せになるのは
うちではないのかもしれないな…
と思いました

お留守番以外のケアに関しては
私は何の抵抗もありませんでした
当たり前です
私も何不自由なく過ごしているのです
毎日お風呂に入り
美味しいご飯を食べ
温かいお布団で眠り
友達と遊び
そんな生活わんこもして当たり前です

ただマーヤは他のわんこに比べて
ちょっと複雑なだけ
なので
私は全然大変だはと思っていませんでした

その想いを全てお伝えしました

そうしたら預かり担当の方から
もしよかったら
 マーヤと先住犬とお見合いさせてみませんか?
とのご連絡をいただきました

そのときは
本当に飛び上がるほど嬉しかったのです!



マーヤがうちの仔と会ったのは
10月上旬のこと
晴れて天気の良いお散歩日和でした

うちの仔は
基本わんこ大好き
どんな仔でも抵抗なく遊ぼう!
というどちらかと言うと社交的なわんこです。
攻撃するわけでもなく、相手が嫌がる事は基本しません

そんなうちの仔とマーヤのお見合い

うまくいかないはずがないんです。
だってマーヤはいい仔だから!

私がマーヤを触ってもヤキモチを妬くこともなく
マイペースに過ごしていました

心の中で
『これは大丈夫だな』
と確信しました

それから髭犬祭でマーヤと再会し
そこでマーヤとお散歩させてもらい
マーヤは私を見ながらお散歩してくれました

これはトレーナーさんが11ヶ月の間に
マーヤをトレーニングしてくださったおかげです

マーヤは家庭犬として
うちの先住犬よりもしっかりとお散歩してくれました




その後
マーヤがうちに来たのは10月26日
その日からマーヤはうちの仔になりました

トライアルのために2週間の期間を頂きましたが
その必要はあったのか…と言うほど
マーヤはうちに早く馴染んでくれました

特に具合悪くなるわけでもなく
すぐに私に甘えてくる様になったのです

それからは毎日楽しく過ごして
私は沢山の経験をさせたくて
お休みの日は海へ行ったり
ドッグランに行ったり
保育園にも通わせて沢山のわんこと触れ合ったり
わんこのイベントHug animalsにも出掛けて
マーヤがお世話になった方々にも再会し
わんこのジムにも通いました

伊豆に家族旅行にも連れていき
友達のわんこと山梨へも旅行にいきました

毎日のお散歩も
夜遅くくたくたになって帰って来ても
マーヤの顔を見たら
寒くてもお散歩行かなきゃ!
という気持ちになりました



マーヤはお散歩大好きで
特にコンビニが好きでした

コンビニの前を通ると必ず立ち止まり
コンビニの自動ドア開けてました
そして出てくる人を見つめる…
そんなことを繰り返していました

マーヤは
きっとこうすれば優しくしてもらえる
と感じていたのかもしれません

それを見るたびに
胸がきゅぅ〜と締め付けられる思いでした
マーヤはこうやって生き延びてきたのかもしれないな…
ふとそんなことを感じてしまう場面を
目の当たりにすることもありました

私は
マーヤには今までできなかった沢山の経験を
させたかったのです

私ができる限りのことはやりました

マーヤがいた期間
やりたいことをなんでもかんでも
すべてやってみました

マーヤはいつもお出掛けやお散歩の前は、
『今日はどこにつれていってくれるの?』
という感じで私に飛びついてきました

眼を輝かせて
毎日を楽しんでいる様でした

仕事前のたった30分のお散歩でさえ
楽しんでいる様でした

マーヤはお散歩行く時と
私が仕事行く時との違いがわかっていたのか
散歩以外の時は行ってらっしゃい程度の
挨拶をしていました
その時は決まって
行ってくるね
と頭を撫でてやると満足そうな顔をして
それからはひたすら寝てました



先住犬とも最初は距離があったものの
だんだん慣れて来たのか
いても逃げなくなっていました

くっついて寝ることもたまにあって
私と寝てる時は私にくっつき過ぎて
いつの間にか私の頭の下にマーヤの頭が…
そんな事もありました

ここから離れたくないと
言っている様にも感じました

そんな平凡な毎日を送っていた
2月の半ば頃のことです
もともとマーヤには脇の下には
ぽこぽことできものができていて
それが膨らんだり引いたりを繰り返していたのですが
そのぽこぽこがなんだか大きくなり始めていました

マーヤがうちに来る前にも
同じ様な所にぽこぽこができていたのですが
それは一旦引いたので
また今回もそれと同じかな…
と様子を見ていました。

それと同時に
皮膚のことをいろいろと調べてみたら
ヒバオイルが皮膚に良いということがわかったので
すぐに取り寄せて薄めたものを朝晩ぽこぽこに吹き付け
それを乾かして…を繰り返していたら
そのぽこぽこは少し小さくなった様に感じました

これでもう大丈夫かな〜?
そう思っていたのですが
マーヤの皮膚の状態を少しでもよくしたいと思い
いつも通っている病院とは別の座間にある病院へ
オゾンの治療をしてもらうために行ってみました

でもその病院の先生には
『これは皮膚の病気ではなくて腫瘍だと思う
 僕だったらこれを切り取って調べて
 悪性か良性か調べて原因を見つける』
と言われました
まずはかかりつけの病院の先生にも
 相談した方がいい
と言っていただいたので
翌日の定期検査の時に
マーヤのぽこぽこが気になるんです
と話したら
座間の病院の先生と同じことを言われました

これは腫瘍なのか
 どちらにしても調べないといけないな…
先生と相談をして私の気持ちは固まって
3/15に入院・手術をする予定を立てました

それが3/1のことです

実はその頃からマーヤは
前ほどお散歩を楽しみにしなくなっていました
お外に連れ出せば歩くのですが
先住犬と一緒に歩いていても
前はついてくることができたのですが
少し遅れを取る様になっていました

そして
手術前の血液検査の前日
急にマーヤがご飯を食べなくなりました
今まで普通に食べていたご飯を急にです
今のご飯に飽きてしまったのかな?
思い
違うお肉などを与えてみたら
少し食べてくれました

そして翌日の血液検査
結果としては
白血球が多いこと
貧血が出てること
アルブミンの数値が低いという理由で
手術は出来ない
先生に言われました

それから一週間
マーヤの身体全体にあっという間に
腫瘍が広がりました

本当にあっという間

マーヤの最期の日は
マーヤを会わせたい人のところへ
連れて行きました

お家へ帰って来て
トイレを済ませて
マーヤは倒れました

そして
救急病院にマーヤを連れて行きましたが
途中のタクシーの中
私に抱きしめられながら
ゆっくりと息をひきとりました

安らかに眠る様に
穏やかな最期でした



私はマーヤの最期の日にマーヤを連れ出したこと
後悔はしていません
何故なら
マーヤのことを支えてくださった
沢山の方にお会いすることができたからです
ありがとうございます

私がマーヤと過ごした時間は
たった140日でしたが
毎日充実していて毎日が幸せでした

マーヤが居なくなってしまったことは
本当に寂しくて
心にぽっかり穴があいた様な感じです
でも
私にはマーヤとの思い出が沢山あり過ぎて
それは幸せでキラキラしていた日々だったから
今はもう寂しくありません
なぜなら
マーヤはまだすぐそばにいて
私と先住犬をいつも見ていてくれている様な
気がするからです

マーヤは名前もなく
まともに散歩もさせてもらえず
美味しいご飯も恐らく与えて貰えなかった環境から
マーヤと言う名前をつけてもらい
沢山の方やわんこに触れて
愛情をいただき
そのおかげでマーヤは私を好きになることができて
楽しいことを探して
温かいお布団で寝て
美味しいご飯を確実に食べられて
好きな時に寝て
色々な所にお出かけして
沢山の経験をして
普通のわんこが当たり前にすることを
当たり前のようにして
それを幸せと感じることができたこと

マーヤが自由を探し始めてからたったの1年3ヶ月
でもこの1年3ヶ月は
マーヤには今まで味わったことがない
幸せを感じた期間だと思います

マーヤの最期が
温かく幸せになものであったのは
沢山の方の支援や愛情があったからこそ
そう思っています

マーヤが冷たい床の上でなく
私の腕の中で最期を迎えることができたのは
私にマーヤを託そうと思ってくださった
TSRの皆さんのおかげです
本当にありがとうございます

マーヤにとっての幸せを掴むために
生き延びた期間は
マーヤが存在したことを伝えるために
生きた期間だと思います

マーヤが伝えたかったこと

日本にはまだ
マーヤの様に繁殖目的でペットを道具として
見ている人がいるということ
そして仔犬が可愛いからと
何も知らずに家族に迎えてしまう人が
いるということ

確かに仔犬は小さくて可愛いらしくて…
でも仔犬の期間はとても短いものです
その短い仔犬の期間を一緒に過ごそうと
仔犬の親のことを知らずに
マーヤの様な仔がいる事を知らずに
仔犬を迎える方がまだ沢山いるということ

これは事実です
そして
私自身が迎えた先住犬も
そのような環境からの仔犬でした

確かに仔犬を迎えたら
とても幸せを感じました
仔犬から育てたので
躾もしやすいと感じました

でもマーヤのように
お散歩の仕方や他のわんことの触れ合い方も
何にも知らない成犬でも
しっかり向き合えば
仔犬から迎えた仔と同じように
しっかりと応えてくれます
一緒にお散歩もできます
毎日を楽しく過ごすこともできます
愛情を与えてくれます

どうか皆様
マーヤの死が無駄にならないように
わんこをお迎えになる前に
一度考えていただきたいです
仔犬の親がどの様な環境にいるのかということ
マーヤのような保護犬がいるということ

仔犬だからいいことばかりとは限りません
そして成犬でも可愛い子は沢山います

愛情を注げば
それ以上の愛情を確実に返してくれます

どうか
どうか
マーヤの死を無駄にしないために
マーヤがいたこと
マーヤのように繁殖目的で生かされているわんこがいること
マーヤのように成犬でも幸せになれるということ
わんこも安心できる生活を当たり前にする権利があるということ
それをひとりでも多くの方に
伝えていっていただければ幸いです

マーヤを献身的にケアしてくださった高木さま
マーヤを私に託そうと思ってくださったTSRの皆さま
マーヤを支えてくださった沢山の方々
マーヤと一緒に遊んでくださった方
マーヤにさようならを言ってくださった方
マーヤと一緒に生活をしてくれたもこ

すべてのことに感謝致します

マーヤは
うちの子になるために
寒空の下頑張って生き延びてきました

マーヤが自由になってから
生きることができたのはたったの1年3ヶ月
でもその期間
マーヤは間違いなく幸せだったと思います



マーヤ ありがとう
マーヤ さようなら
マーヤ また会おうね


保護から1年3ヶ月
新しい家族との生活が始まってから5ヶ月
マーヤは空へと帰って行きました

歩いている姿を見ているだけで
幸せな気分にさせてくれるマーヤは
たくさんの不思議なご縁を繋いで
たくさんの繋がりを残していってくれました

ぬいぐるみで魔法陣を作ったり
30分間空を見続けていたり
マーヤ自身がとても不思議な子でした

もしかすると
繁殖屋の遺棄犬を装って
直接空から降りてきた子なのでは…
マーヤは本当に天使のような子でした


マーヤが空に帰る日
里親様のお心遣いとマーヤの頑張りのおかげで
TSRの関東メンバーはマーヤと会うことができました
マーヤは空に帰る直前でしたが
トレードマークの目力は衰えることなく輝いていました

保護直後から
マーヤのその目はいつも何かを伝えようとしていました
最後の最後までそのメッセージは途切れることなく…
マーヤから受け取ったメッセージ
これからは僕たちが伝えていきます
それがマーヤの願いであり
マーヤの幸せに繋がっていくと信じているからです

僕たちがマーヤとふれあうことができたのは
本当に短い期間でした
でもきっとマーヤは
この短い期間で幸せに生き切ったのだと思います
自分が持っていた幸せをみんなに振りまいて
自分自身も幸せだったに違いありません

またいつかどこかで
マーヤと再会できることを楽しみにしています

やっぱりあなたは
偉大な母で望まれた子供でした
マーヤ
本当にありがとう


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2016年8月24日水曜日

『マロ』くん

TSRにてマロをお預かりしたのは2016年2月。
行政よりご連絡をいただき、まつり、まろ、一緒にお預かりさせていただきました。

実はまつりとまろは一緒に公園に繋がれた状態で保護されました。きっと一緒に暮らして、遺棄されたのだと思うとのことでした。わんこの日用品と一緒に。

人目につく公園ではあったそうですが、2月・・・もしもっと長い時間繋がれたままだれも気がつかなかったら・・・と思うとぞっとします。

そんなこんなでTSRにてお預かりすることになったまろくんですが、お預かりしてみてびっくり。

お、おおきい・・・・。痩せているのに9.2キロ。足が長い、すべてが大きい。スタンダードシュナに白はいないはず・・・まさかのビックプードル疑惑?白いからマシュマロから、マシューにする予定がなぜか名前は後半部分をとって『まろ』に。

まつりとまろは別々のメンバーがお預かりしました。そこでわかったこと。
まろはびっくりするほどの平和主義者。きっとまつりがお嬢様気質だったから、フェミニストが染みついているのかもしれません。レディーファーストなまろ。

大きくて ふわふわ、そして 本当に今まで見たシュナの中でダントツに平和主義でいつもニコニコ。預かりさんの周りにも「まろ~(⋈◍>◡<◍)。✧♡」とファンが多数。

預かりブログやFBなどで紹介すると なんと 早速 キャンディママが「まろを!!」とお声がけいただきました。

通常TSRでは遠方からのご応募の場合、預かり担当がお伺いできるご家庭を優先的にお話を進めさせていただくのですが、まだケアもこれから、性格もちゃんとご紹介しきれていない中、キャンディママのなにかに触れたのでしょうか、本当に熱心にご連絡をいただいたのです。

北海道にはTSRメンバーがおりますし、一旦メンバーが預かり、お宅訪問やトライアルまでの手続き等 対面にて行うこともできます。すべての段取りが順調に進み、この時はなんとパケットボランティアさんまでゲットすることができ、まろは北へ飛び立つことに。

まろが旅立つ前の日、預かりさんちではまろのお別れ会が・・・みんな順番にもふもふのまろを抱きしめて、「ずっといたらいいのに~」。
本当にみんなに愛され、みんなに惜しみない愛情と笑顔をくれたまろでしたよ。フェミニストまろ。もちろん まろロス激しく、今もまろの写真を見るたび、みんなまろに会いたくなっております・・・。

先住のキャンディちゃんはわんちゃん同志のお付き合いがあまり得意ではないとお聞きしていました。だから次のわんこを迎えるときにそれが心配だとも。
「まろは絶対に大丈夫!きっとキャンちゃんとうまくやっていける!」と自信をもって送り出すことができるほどでした。

そして順調にキャンマロとしての生活を送る中、7月にはなまらシュナの会でまろに再会!
さっぱり預かりのことなんて忘れて、ママとおねぇちゃん、そしてキャンディねぇさんと幸せな家族、でした。



マロを迎えて
キャンマロ ママ

2016年3月27日にホワイトシュナのマロを我が家に迎えました。


先住犬のキャンディは2011年3月産まれ。東北地震の年の生まれです。
被災した犬達を見て、我が家でも里親になってあげられるのでは?と思いつつ娘と里親のホームページなども見ましたが、なかなか最後の一歩が踏み出せず、結局ペットショップで出会った生後38日目のキャンディを家族に迎えました。

それから5年。

2頭目を迎えたいという娘の希望もあり、シュナウザーラバーズで存在を知っていたTSRさんから保護犬を迎えようと話し合って決めました。

私の住む北海道エリアでの里親募集犬はなかなかいたなかったのですが、近畿地方で募集していたマロを見つけ、本来エリア外での里親は難しい中、一度も会ったことのないマロを一か八かで北海道のメンバーさんのところまで送って頂きました。TSRさんには随分とご無理をお願いしました。ありがとうございました。

マロ(本名マシュマロ)が来るまでの間、キャンディにはマロが来るよ。もうすぐマロが来るよっと何度もマロという名前をインプットしました。
すると、マロが来たかな?っというとキャンディは玄関まで走って様子を見に行くようにもなりました(笑)

初めて我が家にマロが来た日、キャンディはもちろんよそ者が我が家にいきなり来たのですからわんわんと吠えましたが、落ち着いたらすっかり静かになり、早速お散歩にでかけてみるとケンカもせず、これならやっていけると安心したのを覚えています。
しばらくの間、キャンディはマロのことをお客さん扱いをしていましたが、今ではマロの存在も認め普通の生活ができています。


マロも始めはキャンディに遠慮がちで、フレンドリーながらも私にべったりと甘えてくる事はなかったのですが、家族になって5カ月の今はかなりの甘えん坊っぷりを発揮して、時々キャンディに怒られています(笑)



これからもキャンディとマロと一緒に、いっぱい食べて、いっぱい笑って、そして元気に楽しく暮らして行けることを願うと共に、1匹でも多くの保護犬がステキな里親さんと出会い第二の犬生を送れることを願っています。

キャンマロママからいだたく近況報告。マロロスをいまだに感じながら、幸せそうなマロの様子をお知らせいただいて、本当にうれしいです。キャンマロの様子はYoutube で見ていただけますよ!女優キャンディちゃんがおしゃべりしてくれます!
今は付き人?のマロもそのうち いけワンデビューかしら?

預かりをしているとお別れはさみしいものですが、きっと一生わんこを飼いつづけても到底越えられない数のわんこたちとの思い出が残ります。

幸せになったわんこたちの近況を聞き、今日も明日もできることを続けていきたいなと気持ちをあらたににすることができます。

マロ!また北海道いくからね!

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2016年8月22日月曜日

『ゆきち』くん『ふわり』ちゃん

ゆきちは2014年年末 TSRへやってきました。
迷子としてセンターに収容されました。
その時、飼い主の手がかりがないか、身体中を調べ、マイクロチップも確認したそうです。アメリカのチップが入っており、どうやらアメリカ生まれ?帰国子女?で、あることが発覚しました。

センターの方が、検疫に問い合わせてくださいましたが、残念ながら、ゆきちが飛行機に乗った記録は見つからず、飼い主さんにつながることはありませんでした。
その後、行政にて譲渡候補わんことして手厚いケアをうけて後は素敵なご縁を待つのみ、だったのですが、センターでの生活が長くなるにつれて体重減少が気になる・・・これ以上痩せるのはあまり良くない、可能であれば一般家庭での生活を送りつつ良縁を待つのが望ましいとのご判断でTSRへご連絡いただき、お預かりさせていただくこととなりました。


預かりメンバーのおうちにやってきた日のゆきち
ゆきちは背が高く、本来、9kgほどあっても良い体格なのですが、来た日は6.5kgしかなく、被毛も薄くなってしまっていました。しっぽに至ってはツルツルで、豚のしっぽ状態でした。

TSRでは、預かり担当に名付けをする特権があるので、明るい名前をいくつか考えておりました。
お迎えに行ってだっこしたとき、白くて、スリムな体、コミカルな仕草に、ハイジのユキちゃんに似てるなぁー。と、ゆきちの名前を思いついたそうです。
『幸せを知る』と、願いを込めて。

足腰の筋肉がほとんど機能しておらず、引きずるように歩いていたため、10cm弱の高さのわんこベッドにさえのぼれず、ベッドごとひっくり返って、どら焼きのようになっていたこともしばしば…

腸内の細菌バランスが悪く、うんちがゆるかったのですが、段差を越えるときなど、力が入るとおしっこうんちが漏れてしまっていました。
汚れても気にしていない様子で、留守中、ベッドにうんちが落ちても、そのまま上に寝てしまっていることもありました。

その様子から長年、狭いところに閉じ込められ、満足な食事も出来ず、生活していた、繁殖に使われていた子ではないか??と、判断するに至りました。
シニアの年齢ですので、まだ日本にホワイトシュナウザーの少ない時代、アメリカから取り寄せた子なのかも知れません。

サークル生活をメインにすれば、掃除は楽だったのでしょうが、それでは筋肉が付かないので、極力室内フリーにしておりました。
当時、預かりメンバー宅は築1ヶ月、前述のように皮膚が傷んでいる状態で、おむつは長時間付けられないので、部屋中をシーツで埋め尽くし対応してくれました。

約半年間、リハビリをし、ボランティアトリマー様に綺麗にしていただいた、その頃、今のパパから、是非うちの子にと、お声がけいただきました。
ボラトリ様が、記念に作ってくださった、お見合い写真です。

大変なことも多かったけど、ゆきちはとびきり甘えんぼな男の子だったそうです。
そのイケワンぶりにも、ファンがたいへん多い子でした。
お見合いを成功させ、トライアルに向かう前、お別れ会を開催していただけたんですよ!!
その後、トライアルを問題なく過ごし、無事譲渡の運びとなりました。トライアル中も、リハビリにお風呂に頑張ってくださいました。



ふわりも同様に迷子わんことしてセンターにてお迎えを待っていましたがお迎えがなく、TSRでお預かりすることに。

はじめは保護された地域でお預かりしていましたが良縁をつかむべく お引っ越しをしました。
(ふわりは、保護された地域では長く御縁がなかった為、東海地方に引っ越してきました。)

前の預かりさんが、御家族でとっても可愛がってくださっていたので、うちに来た日から、お腹をなでさせてくれ、我が家でも可愛い♡と、瞬く間にアイドルの座に君臨しました、とのこと。

前の預かりさんのところにいる時から、皮膚に赤み、ベタつき、かゆみ、目ヤニがあり、そちらのケアを引き続き頑張ってくれました。

フードを変えたり、お風呂に頻繁に入れたり、炭酸泉、ハーブパック、ナノバブル…
いろいろ試してみましたが、なかなか改善せず、暑い季節だった為、ベタつきに至っては、どんどん酷くなるようにも感じました。

そこで、メンバーとも相談し、詳しいアレルギー検査することに。
その際には、たくさんの方から御支援を頂きまして、高額なアレルギー検査を、不安なく受けさせてやることが出来ました。ありがとうございました。
↓その当時のブログ記事です。
「ふわりのアレルギー検査結果。」
ブログ記事に載せました書類のとおり、これといって〇〇アレルギー!と言える食材、身近で触れる虫や植物などがない、という、驚きの結果が出てきまして…

これですっきり原因排除!と、思っていた預かり担当は、また、頭を抱えることとなるのです…(笑)

その頃、ゆきちの新しいおうちでの様子を聞くため、ご家族と連絡を取り合っていたところ、預かり宅には犬や猫がいたので、ゆきちがひとりになりさみしそうだ、ふわりもお迎えしたい、アレルギーのことも、信頼できる病院、サロンがあるので、長くかかることになっても、頑張ってケアしてやりたい、出来ると思う、と、言っていただけました。
たまたま、お近くでイベントが開催され、出展する予定がありましたので、そこで、お見合いをすることになりました。



預かり中、雨に濡れた芝に反応して、かゆみが出たことがありましたので、芝のお庭に自由に出入りできるゆきちのお家で、かゆみが出ないか、そこもチェックさせていただき、もし、反応が出るようなら、お見合い、トライアルは中止にさせていただくかも…と、TSR側も、ゆきち御家族もドキドキのお見合いでした。

無事、芝OK、ゆきち…(妹が来ることに)まぁ、しぶしぶOK…だったので、譲渡させていただきました。

ゆきちとふわり

シュナウザーを2頭と暮らしていましたが、家庭の事情で一緒に暮らすことができなくなってしまいました。

その時わんこのお家と言うサイトと出会いTSRさんと出会いました。
初めは興味本意で見ていましたが、TSRさんの保護犬でゆきちと目が合いました❗
大袈裟かも知れませんが、その時に、あっ 絶対俺が迎えなきゃ❗と思いました。

ゆきちは、白内障、足腰弱い、トイレも上手く出来ない
でも、狭いゲージで今まで過ごしてきた犬生、絶対に残りの犬生を楽しく過ごせる環境が、俺の家には有るじゃないか!
絶対俺が迎えよう!
そんな思いで、TSRさんに連絡をしました。

お見合い日が決まり嬉しくて嬉しくてワンコ部屋を掃除したり何回もゆきちの写真を見たりして、会えるのを楽しみにして居ました。
トライアル日が決まりゆきちが来た日は一生忘れません!網戸に突撃したり、庭で転げ回ったり、マーキング大魔王だったりで、大変でした。

正式譲渡になり我が家のワンコになってから毎日ランのパトロールから近所の警備に精進しているゆきちです。

その後、ゆきちの預かり担当さんから同じ白シュナのふわりちゃんをお預かりするんだよ!とお聞きしました。

息子に相談しましたらゆきち昼間凄く寂しそうだから、迎えてあげれば?と言われました。

9月のシュナラバにて、お見合いそのままトライアルとなりましたが、ふわりを迎えたのが大正解でした。



(ふたりそれぞれのトライアル入の日、よろしくねー)

散歩もよたよただったゆきちがふわりの後を付いて、走る走る❗本当に同じ犬?って思う位に逞しく、元気になりました。
最近オレオレ大魔人に変身しそうなゆきちと、ナデテナデテちゃんになったふわりちゃんに囲まれ毎日楽しく、暮らして居ます。


保護犬だから…
歳だから…
病気だから…
とお考えの皆様!

シニアのシュナも良いものですよ!そりゃ色々と不安要素は有りますが、パピーには無い可愛いらしさ、突っ込み処満載の行動、楽しいシュナ生活ですよ!
私はこれからもTSRさんからお迎えをします。


実はゆきちとふわりのおうち、わんちゃんルームと、ドッグラン仕様の綺麗な芝生のお庭があるんです!初めにお話をいただいた時にここで迎えようと思いますとお家のお写真も一緒にいただきました。
メンバー一応口をそろえて、『私を譲渡して!』というほどの素晴らしい環境。

さみしかった昔のことを差し引いてもおつりがくるほどセレブ~♪な環境でゆきちとふわりは幸せな生活を送ってくれています。

保護当時、皮膚が悪かったゆきちとふわりですが、ゆきちはふっさふさマッチョなしろくまさんに、ふわりはアレルギーを克服し、発赤かゆみがみられなくなりました。
ふわりのアレルギーに関しては、応援して下さる皆様にも相談させて頂き、暖かい御支援の元、詳しいアレルギー検査をさせていただきましたので、預かり担当が、当時かなり悩んでいたのを覚えておられる方もいらっしゃるかと思いますが、ホントのお家に行ってすぐ、治ってしまってビックリしました。
わんこには、安心できるおうちがわかるものなんですね。


ゆき父、本当にありがとうございます。シニアを迎えるということ、成犬を迎えることに対するハードルが一般的に低くなることを祈るばかりです。

今年もシュナラバで会おうね!ゆきち!ふわり!
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2016年1月26日火曜日

『アルビン』くん

2015年6月、アルビンは秋田県のセンターでお迎えを待っているところをメンバーが見つけてくれました。
実は秋田県にお迎えに伺える範囲にTSRメンバーはおらず、センターへ問い合わせをしても、職員の方からご丁寧に今の状況をお伺いさせていただいても、八方ふさがりであることには変わりありませんでした。

なんとか、地元のボランティアさんはおられないだろうか、そちらで預かっていただくことができないならせめて引き出しにお力添えいただけないだろうか・・・勢いだけで「いぬ・ねこネットワーク秋田」様へ飛び込みのメールを送らせていただきました。

一途の望み・・・ありがたいことにすぐにお電話いただきました。
実は秋田県はそのころボランティアへの門が開き始めたところ、これから、という段階だったそうです。なにも知らずに地元の方のお力添えがあれば、なんとかなるかも?とセンターへの問い合わせも行ってしまいました。

一歩間違えばセンターの方からみたボランティアの印象を悪くしてしまう可能性もあったかもしれません。

県外のボランティア団体へ、センターとの調整や空輸の段取り、本当に「いぬ・ねこネットワーク秋田」さまにはお世話になりました。

そしてアルビンは 飛行機に乗って、秋田から北海道にやってきてくれました。

預かりさんは、白、の意味がある アルビンと新しい名前を 付けてくれました。

白内障もあり、あまり視力はありません。でも彼はあたらしい環境にめげることなく柔軟に適応し、預かりさんちのロイくんとも そこそこの距離を保ちつつ、預かりさんちの愛情をたっぷりうけて、これぞTSRの預かりシュナ、どんどんかわいく、そして穏やかな表情になってきました。

去勢手術もすませ、アルビン子ちゃんに。おうち探し直前にホワイトシュナだと思っていたアルビンが白いS&Pだったことが判明したのはご愛敬。
札幌のボラトリさん、そしてホリスティックケアカウンセラーさん、たくさんの方々に支えられて、アルビンは立派なおうちシュナに大変身しました。



ルビン模型店 福店長 就任

アルビンパパ

この度はアルビンとのご縁をいただきありがとうございました。
TSRさんを知るきっかけはペットの介護士に興味がありたまたまネットで ペットの・・・で検索したらペットのおうちという里親募集のサイトを見つけ偶然アルビンを出会いました。
自分は2度のペットロスを経験し、もう生き物を飼うのはやめようと思っておりました。
でも勇気をだしてもう一度の思いで応募したのを覚えております。
当時は同居の両親の許可なく応募したのでドキドキしました(笑)
 お見合いのときは、とてもおとなしい感じでお手やおすわりなども初めてなのにしてくれてお利口だなと思いました。

 トライアルで迎えに行ったとき、うって変わってワンワン吠えられてビックリしました(;゜Д゜)!

 今思えば預り親さんの家から離れたくない一心での必死の抵抗だったと思います。
 先住犬のロイ君と一緒になって 「帰れ帰れ」って感じでした(笑)
あの悲壮感漂う顔は今でも忘れません



 それからは寒いせいもあってこわばった写真が多いですが昨年の12月24日に正式譲渡が決まり「今日から 逢坂 アルビンだよ」と言った辺りから柔らかい顔を見せてくれるようになりました。

今ではお店の副店長に就任し部下も一人出来て、公私仲良く過ごしております。
これからはアルビンとともにTSRで保護活動に邁進する思いです。
本当にありがとうございました。

ありがたいことにアルビンパパは今やTSRメンバーさんです。
実はTSRメンバーの中には里親さんを経て 活動に参加してくださった方がアルビンパパ以外にも!
どんな入口であれば、TSRのことを知っていただく機会があって、今の私たちの活動を隠すことなく見ていただき、その結果がこうやって実を結んでいく・・・本当にシュナ達以上に幸せにしていただいているのは私たちかもしれません。

アルビン!副店長=福店長!頑張って看板わんこしてね!
アルビンパパこれからはメンバーさんとしてもよろしくお願いします。

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