2015年10月3日土曜日

『こうめ』ちゃん

2015年2月末、こうめちゃんはTSRにやってきてくれました。
行政の方のご理解を得て、TSRで預からせていただけることに深く感謝し、信頼してくださっているお気持ちにこたえねばと強く思いました。

迷子として行政にてお迎えをまっていましたが、残念ながら彼女にお迎えはありませんでした。そしてTSRにてお預かりしてわかったこと・・・お散歩ができない、おっぱいがのびている、歯の状態が良くない・・・繁殖犬としての特徴をそなえていました。


軽い外耳炎 フィラリア陰性・・・よかったです。お家から散歩に行くにもちょっとした段差すら超えれず、固まる。すべてが初めてで怖いようで、クレートからなかなか出てこれず、ブルブル震えていたそうです。

そんなこうめちゃんでしたが、一週間ほどでかなりの上達を見せてくれました。かなり、覚えよくて、フリーでオムツ外しましたが、ちゃんとシートの上で用をたし、散歩もすたこら歩いてます、とのこと。走ると、うさぎのようです(*^^*)かわいいです! 、と預かりメンバー。

預かり当初、はじめは立ったまま 寝ることがたくさんありました、とも。これは繁殖犬に多く見られます。おトイレも寝床も一緒の生活。おトイレのうえで寝たくないから、立ったまま眠るんです。もちろん安心できていないからなかなか伏せないというのもありますが。

http://youtu.be/mMIFOlJ_m9s 

あっという間にお転婆度アップしたそうです。

ぺろんちょ
そんなこうめちゃんもボラトリさんマジックにかかればほら!!かわいい~!!

お声がかからないわけがありません。募集開始そうそうたくさんのお申込みをいただき、預かりメンバーみなさまとお話をさせていただき、こうめちゃんのあたらしいお家が決定しました。

トライアル中は 先住シュナ ポッキーくんとうまくやっていけるのかを心配されていましたが、ちゃんとお兄ちゃんしてくださってるとのこと。ほんとにわんこって賢いなぁとメンバー感心しきり。


かかりつけの獣医さんに
こんなけ、子供を産んで来たこやから 幸せにしたり
と背中をポンと押してもらったそうです。


2015年5月こうめちゃんにあたらしい家族ができました。

小梅との出会い
小梅ファミリー

小梅のことを知ったきっかけは里親サイトへ行き着いたことでした。一目見たときから、キュートさに小梅に一目惚れ(*^^*)

以前から保護犬の存在は知っていたもののお迎えをしてあげられない状況でしたが、以前よりたくさんの時間が取れる状態になったこと、そしてなにより彼女を幸せにしてあげたいという思いから家族みんなで彼女を迎え入れようと決めた次第です。 
さっそくメンバーの方に連絡を取り、2015年4月28日からトライアルとなりました。
トライアルにあたり私達が唯一心配だったことは、我が家には既にシュナウザーの男の子、ポッキーがいること。とってもとっても甘えん坊だったので上手くやっていけるかな?お互いが負担にならないかな?ということでした。
初めておうち来た日の小梅は少し不安そうな顔をして、ソワソワ落ち着かず、部屋中を行ったり来たり。ポッキーはというと、うまくお兄ちゃんになってくれ、更に気を遣ってくれた様子で小梅に譲っている場面も多く見えました。





トライアル中少しずつ小梅も甘えてくるようになり、ポッキーとの相性も大丈夫そうなので小梅を引き取ろうと決心し、トライアル1週間ほどで我が家の末娘になりました。

お散歩では前を行くポッキーは必ず後ろを振り返って小梅を待ってくれています。
そんなポッキーを見て、小梅はぴょんぴょんウサギのように走って着いていきます。
ポッキーと一緒ならたくさん歩くようになりました! 1人では歩かなかった散歩も、リードも引っ張るほど(^ ^)
私たち人間が教える以上にポッキーは小梅におうちでは甘えて良いこと、ごはんの前にはおすわりをすること、他にもたくさんの我が家のルールを教えてくれました。
今や彼女は父の布団の半分を占領して大胆に寝ること覚えました。
右にポッキー、左に小梅で父はとても狭そうにしていますが、とても幸せそうです。

小梅は大切な家族の一人です。
これからはまだまだ知らない世界を見せてあげたいと思います。
おうちに来てくれてありがとう、これからもよろしくね!
小梅を救ってくださったメンバーの皆様、ありがとうございました。
少しでもたくさんのシュナ、わんこ達が救われますように…

正式譲渡の契約の際も 責任を持つ意味をこめて、とご家族全員がそろってくださいました。こうめちゃんにとって素晴らしいご家族にお願いできたこと、本当にうれしく思っております。

お父様これから寒くなります・・・シュナカイロ、布団は狭くなりますが暖かいですよ。

心温まるレポートありがとうございます。また小梅ちゃんの近況をお知らせいただけることを楽しみにしております!

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2015年6月10日水曜日

『スカイ』ちゃん

2012年6月スカイちゃんは TSRにやってきてくれました。
行政でお迎えがなく、期限がきてしまいました。行政からの譲渡審査には合格したのですが、たくさんのわんこ達が家族探し中でセンターのほうとしても満員御礼状態だったようです。

ご縁があってやってきてくれましたが、どうみても繁殖シュナにしか見えない風貌でした。



耳だに、びっちりの歯石とひどい口臭、のびたおっぱい・・・どれだけスカイちゃんはがんばってきたんでしょう。たくさんの赤ちゃんシュナを産んで、お役にたったはずなのに最後にこの仕打ち・・・。それでもスカイちゃん 人が大好き 尻尾を高速ふりふりしてくれるんですって、胸が痛いですね。



特に耳掃除は声が漏れる位辛そうな処置ですが頑張って我慢してくれ、預かりさんのお宅でおトイレも成功率アップ!
抜歯も終わり耳の状態も良くなってきました。夏にはへっぴり腰で川遊び・・・どんどんかわいくなってきました。でも写真が苦手なスカイちゃん。預かりさん写真を撮るのに苦労してました。

で、なんとプロの方に撮影していたいたのがこれ!かわいいですね~でも本当にものすごくたくさん撮影した中で正面を向いているのが数枚だったそうです。スカイちゃん筋金入りのカメラ嫌い・・・。

秋には避妊手術を行いましたがその際、なんと乳腺腫瘍が・・・今までがんばってきたスカイちゃん、まだがんばれと言うのでしょうか・・・。

9か月にもわたるTSRでの生活。大変身してくれたスカイちゃんに素敵なご縁が。
パパさんはなんとトライアルに合わせて有休をどっさり取得してくださって、準備万端!

2013年3月 スカイちゃんはTSRを卒業し 第二の犬生をスカイパパさんちでスタートしました。





スカイさんのいるわが家
スカイパパ

鎌倉七里ガ浜での暮らしが一年たった頃、わが家で2代目となるシュナとの暮らしを決意、ご縁があってTSRのSさんにご担当いただき、スカイさんとお見合いをしました。

スカイさんはブリーダー犬で様々な経験をした大人のシュナです。

乳腺腫瘍があり、少しトラウマもあるようでした。

正直、どうしようか考えましたが、ここで、ゆっくりとおいしい空気をいっぱい吸って癒される生活をすることが、トラウマを受けた彼女が受けるべき待遇なのだと思い、里親を決意しました。

半年ほど子宮摘出後の予後を見て、暮らしに馴染んだ頃、乳腺腫瘍を切除し、無事にアンジェリーナ ジョリー犬となりました。

今ではすっかり家族となり、いつも玄関で帰りを待ってくれているスカイさん。とてもピュアなシュナで、深くて優しい目をしています。私たちはお互いにベジタリアン。癒しあって健康と栄養に気をつけて、仲良く暮らしています。いつまでもスカイさんといっしょにいたいです。


一番最初の写真と同じシュナだとは思えません。お家に迎えてくださったあとも スカイちゃんの健康状態を十二分に観察してくださり、乳腺腫瘍の手術も。スカイちゃん アンジーシュナなのね!かっこいいね!

心配事はすべて拭い去りあとは楽しい思い出を増やすのみ!
乳腺腫瘍の手術が終わっていない段階でスカイちゃんを迎えていただくこと、かなりの勇気が必要だったと思います。

スカイちゃんのすべてを受け入れてくださったスカイパパさん 本当に勇気ある素晴らしい決断をしてくださったこと心より感謝申し上げます。

スカイちゃんとの楽しい思い出が今まで以上に増えるようお祈りしております。

素敵なお手紙ありがとうございました!


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2015年4月16日木曜日

『おはぎ』ちゃん

おはぎちゃんは迷子のシュナちゃんでした。センターにてお迎えを待っているときに飼い主さんは判明しました。しかし、飼い主さんはご病気でこれ以上ご家族もおはぎちゃんを飼い続けることは難しいとのお返事でした。

そしてご縁があり、2013年12月TSRでお預かりするこになりました。

おはぎちゃん、お預かりしてすぐに妊娠していることがわかりました。

胎児の大きさからして最低でも5~6週目ぐらいではないかと、そしてエコーでは元気に動いてる2ワンの胎児が確認出来ました。 保護犬の出産には、かなりのリスクが伴います。 

先ずは父親が解らない事、純血では無くて違う犬種が父親の可能性も否めませんし、両親においても共に血筋が解らないだけに遺伝性の疾患を持った子が産まれる可能性があります。 

TSRでは出産を済ませたケースはなく、シュナが大好きな素人の集まりがスタートであったこともあり、どのように対応するのか、メンバー内でも出産させる、残念だが赤ちゃんは見送る、と判断がなかなかつきませんでした。

当初 大阪でお預かりしていたおはぎちゃんでしたが、東京のメンバーがはるばる大阪まで迎えに来てくれ、おはぎちゃんに出産に望んで頂くことになりました。

出産に向けて預かりさんは本当に手厚いケアをしてくださいました。おなかには2ベビー。
 おはぎちゃんがんばってくれました。2014年1月12日 大福くん 産まれました。

しかし、おなかの中にいたときから個体差があったもう1わん、翌朝になっても生まれず… 朝一番で帝王切開をしてもらおうと病院に行ってエコーで見たら既に赤ちゃん自体居ませんでした。 もう1匹の小さかったワンコさんは前回の検査の時はハッキリと写っていました。 

TSRにやってくるまでのおはぎちゃんの栄養状態が悪かった事から獣医さんには厳しいかもとは言われていました。 自然の摂理で1匹でも残すために小さかった方は数日前に亡くなり吸収されたんだろうとのことでした。 チビワンコはお兄ちゃんに命を託したのでしょうか、居ないとわかった時は本当に残念でしたが、残された大切な命を大事にお預かりしていこうと預かり担当は思ったそうです。

出産を終え、本当に上手にお母さんをしてくれていたおはぎちゃん、大福くんもすくすくと育ってくれました。

お預かり当初の健康診断よりわかっていた結石。血尿が見られ、尿検査で潜血もあり、エコーで石がいくつか確認できました、しかし授乳中の結石治療は難しいそう。
離乳食は始まったばかりで、親子を放すわけにいかず、授乳中でも大丈夫な抗生剤を服用しながら今月は食事はそのままで、離乳後食事療法を開始、その後尿検査等を行い、対策を考えることになりました。

食事療法にて結石がほとんどなくなり、手術は必要なないところまで回復。
かねてからお声掛けいただいたおうちにトライアルにでることとなり、そのまま正式譲渡となりました。
おはぎちゃんの様子をブログに掲載してくださっています。
http://blog.goo.ne.jp/junkers_klug


おはぎとの生活
おはぎママ

TSRのHPを見るきっかけは、シュナウザー特集をしていた「愛犬の友」でTSRが紹介されていたページです。紹介されていた沢山のシュナくんやシュナちゃんの中で、ひときわ目を引くブラックの女の子が【おはぎちゃん】でした。

その写真の【おはぎちゃん】は、クルークに面影がとても似ていました。

クルークとは、ユンカース(M.シュナ/ソルト/♀)の妹として迎えたM.シュナ/ブラックの女の子です。年功序列から言っても、先に天寿を全うするのはユンカースだと思っていました。
でも、クルークが5歳の時に悪性リンパ腫と診断されてしまい、それからは抗がん剤治療や輸血、入院を繰り返して1年5ヶ月の間、病気と戦い、2011年11月末に6歳の短い犬生を閉じました。
悲しみに暮れる私を、ユンカースはそっと傍に寄り添い一緒に居てくれました。
クルークが星になってから、数年は他の子を迎える気になれませんでしたが、ユンカースの年齢も考え、出会いを求めてあちこち足を運びました。
でも、「これだ!」という出会いがないままでした。

そうこうしている間にユンカースも15歳を過ぎ、老いが日に日に感じられるようになり、
子犬は迎えられないと思い始めていた時に、運命の出会いとはこのことか!と思わざるを得ないほど、クルークに似た【おはぎちゃん】を見たのです。年齢的に、クルークの生まれ変わりのはずもありません。でも、【おはぎちゃん】の写真を見るたびに、涙が止まりませんでした。

子犬は迎えられそうにないけど、成犬なら・・・
不幸な犬生を送っていた子を救えるのなら・・・
そして、クルークを亡くした悲しみが癒されるかも・・・
と、希望やエゴなどいろんな思いが交錯していました。

その時の【おはぎちゃん】は、まだ家族募集中ではなく、家族募集準備中となっていましたし、保護先が遠いため里親希望者としての基準を満たせていませんでしたが、私の中で『この子だ!この子なんだ!』と強い思いがあり、問い合わせを行いました。
【おはぎちゃん】が現在、保護後に妊娠中である事が発覚し、TSRのメンバーさん達で色々と話し合った結果、出産させようとなり、無事出産を終えて、子育て中だと回答をいただきました。

出産を終え、お見合いが可能になったので会いにいきました。実際に会ってみると、面影だけではなく、表情やしぐさもクルークに似ていて、泣きながら私を見つめる【おはぎちゃん】を抱きしめてしまいました。
子育てが終わり、トライアルが始まりました。老犬のユンカースと距離を保ちながら、生活が始まりました。

  
シュナウザーは基本的に、食に貪欲です。
でも、【おはぎちゃん】はユンカースの食事が終わるまで、少し離れてお座りをして待っています。目も見えず、耳も聞こえない、足腰の弱っているユンカースを敬うように、自己主張を控えているようでした。そんな健気な様子はクルークとは似ていません。
一緒に暮らし始めると、【おはぎちゃん】の個性がはっきりとわかりました。

トライアルが終了し、晴れて我が子になれた時には、とても嬉しかった。今までの辛かった時期を踏まえて、最後の時まで一緒にいてあげようと思いました。

ユンカースは、おはぎがうちの子になり安心したのか、2か月後に永眠しました。おはぎは、引継ぎをするかのように棺のそばを離れませんでした。

ユンカースの死から、立ち直れたのもおはぎのおかげです。そして、これからはユンカース、クルークの分まで長く一緒にいます。

過去のトラウマで、他のわんこに威嚇吠えをしたり、お留守番が苦手なところなどがありますが、少しずつ、少しずつ、大丈夫だと、もう一人で彷徨う必要がなく、安心できるのだと、わんこも怖くないのだということを教えてあげていきます。
いつか、他のわんこと仲良くドッグランをかけまわるおはぎを見たいと思います。

おはぎとの出会いをくれた、TSRと保護してくれた方々に感謝しています。

おはぎママ、募集前からおはぎちゃんのことを見守ってくださっていました。大福君の成長過程においてママと一緒にすごす時間がとても大事なこと、だからすぐにトライアルにはお伺いできないことすべてご理解いただき、お待ちいただきました。

TSRにやってきたころ、やせていてしかも妊娠中、なんとか無事おはぎママの元につなぐことができ、安堵しております。なによりもすべての事情を踏まえた上で、おはぎちゃんを家族に迎えてくださったこと、心より感謝いたします。

先日おはぎちゃんがお誕生日を向かえたそうです!おうち記念日をお誕生日にしてくださいました!おめでとう~おはぎちゃん!!

またおはぎちゃんの様子 お知らせくださいね。楽しみにしております。

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2015年4月8日水曜日

『ムック』くん

2014年4月に迷子としてセンターにてお迎えを待っていましたが、残念ながらお迎えは無く、ご縁があり、6月ムックくんはTSRへやってきました。とても愛想のいい子で預かりさんの初対面のときもしっぽぶんぶん、撫でてーとと出てきてくれたそうです。

ムックくんは シュナにしてはカールがきつく、シュナプーなのか?とも思われましたが、預かりさんのかっこいいカットでばりっとモヒカンシュナになりました。





がっしりタイプかと思われていたのですが、意外と体重は平均値。あらぬ疑いをかけてしまいました・・・ごめんよ、ムックくん。

人が大好きなムックくん、預かりさんちでも1週間もしたら、うちの子?ってほどのくつろぎっぷりだったそうです。

こーんなかわいい写真を募集写真に載せたらそりゃもうすぐご応募が入りますよね。あれよあれよという間にもこもこムックくんはトライアルに出て今のおうちの子になりました。




ムッちゃん有難う
ムックまま
私がムックをTSRで発見したのは2014年の6月です。
我が家は夫、義母、私の3人暮らし。子供がおらず、二人で日々忙しく働き、義母には掃除洗濯アイロンがけと食事の支度以外のすべての家事を任せていました。
義母は85歳、夫と私も50代となり、夫はいつも犬を欲しがっていましたが、定年退職するまで無理と言い続けていました。その夫は一人っ子だったため、いつも家に弟分のワンコがいました。最後のワンコとなったのがシュナウザーの女の子のかっちゃんでした。
夫の犬を飼いたい病は日々ましており、犬を飼ったことのない私は不安でしたが、保護犬を飼うと決めていたので、そこで見つけたのがTSRのHPとあまりにも可愛いムックでした。
2週間後にはトライアルがはじまり、我が家の家族となったムック。ムッちゃんがきて、大きく家族に変化がありました。

①みんなで、散歩やしつけ計画で連絡を取り合うことが増え、義母に夫も私も電話連絡をすることが増え、家族の会話が増えました
②ムッちゃんを囲んで、笑いが増えました。
③義母の血圧が下がり、主治医の先生から、ドックセラピー効果と言われました。

こんな家族の幸せを運んでくれたムッちゃん。毎朝4時には私を起こしに来て、お散歩です。私も夫も朝早く職場にいくため、ムッちゃんもいつのまにか早起きとなり、朝の強い私から離れなくなりました。
お昼は義母と庭で遊び、一日を過ごし、夜の散歩は夫です。



夫の帰る時間になると、玄関でひたすら待つというムッちゃん。義母はそれがいとおしくて、二人でひざ掛けをかけ、夫の帰りを待つそうです。そのムッちゃんも躾教室を経て、結構良い子になってきました。

近所でも保護犬で頭の良いムッちゃんとして有名です。いつも働いていて、近所もお隣程度のお付き合いでしたが、土日の夕方のお散歩で公園デビューしてから、多くの方とお知り合いになることができ、本当にムッちゃんのおかげで、心豊な生活ができています。義母は、ムッちゃんに元気をもらい、より快活になっています。

ムッちゃん、ありがとう。

また、TSRの皆さまに心より感謝します。保護していたM様には多大な指導も頂き、とても有難く思っています。今後もTSRの活動を陰ながら応援して行きたいと思います。


ムックくんがご家族の中心で 愛情いっぱいに接してくださっている様子が伝わってきます。
義母様の体調まで良くしてしまうとは、ムック セラピー効果絶大ですね。
最初のご家族のお迎えはなかったけど、むくむくムックくん、新しい家族と今はとても幸せに過ごしてくれています。

今日もご家族の愛情をうけて、ムックくんはしっぽぶんぶんしてるんだろうなぁ。

ほっこり心温まるお手紙、ありがとうございました。


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2015年3月22日日曜日

『ラテ』くん(凛くん)

2013年、迷子として保護されましたがお迎えがなかったため、TSRでお預かりすることになりました。

お預かりわんこは、年齢の高い仔が多いなか、珍しく、若くて、傷病のなかったラテ君。

ラテ君の写真を見たメンバーさんからの感想は、きりりとして精悍!とか、イケメン!凛々しい!等々、ラテ君ファンもたくさんいました。

メンバーさんから引き継ぎ、ラテ君を我が家へ連れて帰る車の中で
震えながら、不安そうに私にギュッーと、くっついていたラテ君の感触を今でも覚えています。
でも、すぐに新しい環境に慣れ、良く食べ、良く眠り、散歩が大好きな、とても健康的な仔です。

大人しくしていると凛々しい感じですが、性格は、甘えん坊で、寂しがり屋さん。

そして、ちょっと困ったのは、散歩中にワンちゃんに出会うと、近くに行って、挨拶したいという気持ちを抑えられず、興奮して吠えてしまうところです。
きちんと挨拶できると満足するのですが・・


とにかく元気いっぱいのラテ君
お散歩の時間を長くしたり、フレキシブルリードで自由に歩けるよう河川敷の公園やキャンプへも行きました。
ぞうさんの上でポーズ!
草原でぱちり

里親さん募集を開始すると、すぐに応募が入りました!


里親様のご家庭は(譲渡時)高校生のお兄ちゃんを筆頭に、中学生の双子の男の子がいるご家庭です。
そして、いつもお家に(専業主婦)いらっしゃるので、 やんちゃな半面、寂しがりでナイーブなところもあるラテ君にとっては願ってもないお家です。


トライアルでの様子は・・・新しくラテ君のために購入してくださった ベットで気持ち良さそうに寝ています。

散歩中に興奮して吠えるラテが少しでも慣れるように 近くのドッグランに、通ってくださったそうです。

双子君は、どちらが、ご飯をあげるかで大騒ぎとか・・
そして夜は、お兄ちゃんのお布団で寝るそうです。
朝の散歩は、一番早く起きた人が権利を獲得!
一日4回から5回のお散歩
しかもダッシュもあり・・・すごい!!
若くて元気なラテ君には、ぴったりです。
家族が多いというのもいいですね~

お兄ちゃんが歯は大事だからと、歯磨きをしたり、マッサージをしたり大活躍!
みんなに可愛がられて幸せだね~ラテ

何の心配もなく、ラテ君を託すことができました。

家族旅行・スキーに連れてもらった時の、幸せいっぱいのお葉書から

家に帰ると、どんな時も、一番に玄関へ飛び出し、出迎えてくれます。
皆、それが本当にうれしくて、かわいくて
癒されながら 、にぎやかな毎日を送る幸せを感じていると綴られていました。
そして、今回の幸せレポートには書き表せないほど、かわいくて、大好きで、無くてはならない大切な存在になっているそうです。
F様、しっかり伝わっていますので大丈夫です。本当に、ありがとうございます。
また、しあわせいっぱいのお便り、お待ちしております。





凛との毎日
凛まま
わが家にもワンちゃんきて欲しいな~とずーっと思っていました。
上の子が高校生、下の子どもたち(双子です)が中学生になったのをきっかけにわが家のワンちゃん探しが始まりました。最初はペットショップ廻りをしていましたが、里親サイトで、凛と出合い、この子に来てもらいたい、って一目惚れです。

初めてわが家に来てくれたのが、一年と4か月前。嬉しかった~
昨日のことのように覚えています。
緊張していたと思いますが、すぐに兄ちゃんに抱かれる甘えたさんでした。少し大きな音に驚いたり、いたずら見つかった時の表情とかもかわいくて仕方がないです。お昼寝は自分のベットで、出来るけれど、夜は必ずお兄ちゃんの布団に潜って寝ています。そして、会社や学校から帰ってきた私達をこれ以上はありませんという勢いで喜び迎えてくれます。
お散歩、ごはん、そして、お兄ちゃん達が大好きな凛。私達も大好きです。わが家のかわいいかわいい四男坊です。



最後になりましたが、凛と廻り合わせて下さったTSRのK様、心から感謝しています。本当にありがとうございました。

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2015年3月7日土曜日

『クゥ』ちゃん(ちびちゃん)

2013年の1月


迷子として保護されましたが飼い主さんのお迎えは、ありませんでした。

地域的なこともあり、譲渡犬になれたとしても、お声がかからない可能性もあり、TSRでお預かりすることになりました。
地元で活動されているボランティアさんに協力していただき、クゥちゃんは2013年1月、やってきました。



お預かり当初は、毛も伸び放題で、どんな顔をしているのか、わかりませんでした。

でも、カットしてみるとこんなに可愛いい!!



そして、ガリガリに痩せていたクゥちゃんですが健康診断では、問題がなく、運動神経抜群の元気な男の子。性格も、素直で、オスワリやオテ、マテも出来る賢い仔でした。



狭いとことが苦手で、ゲージからジャンプして飛び出たり、美味しい匂いに誘われて、テーブルに上がったり、ちょっとドアを開けた隙に脱走しようとしたりと、予想外の行動に、ハラハラしたことも度々(笑)

家の中で飼育されていたとは思えないほど・・・

でも、一人(犬)になると不安になり、鳴いてしまう、お留守番が苦手なクゥちゃん。

環境の変化に戸惑いながらも、少しずつ、落ち着いてくると、目が優しくなって、表情も豊かになりました。
色々なところへ、ドライブしたね~楽しい思い出がたくさんできました。




I様との出会い

お見合いでは、新しい食器やリードを揃えて待っていてくださいました。

亡くされた仔を今でも大切にされていた様子をうかがい、そして、クゥちゃんの今の状態を理解していただき、
「お留守番は、ほとんどないので、大丈夫ですよ!」
との心強いお言葉に、ホッと胸を撫で下ろしました。

寂しがり屋のクゥちゃんには、又とない良いご縁!
しかもI様は、クゥちゃんの保護された場所のお近くで過ごされたことがあるとか!
やはり、何かのご縁があるのでしょうね~

お見合いをした後、トライアルに入るクゥちゃんを置いて帰ろうとすると、一緒に帰ろうとしたクゥちゃんの、心細そうにしていた姿を覚えています。
家に帰ってからも、クゥちゃんのことが気になっていました。

そんな中、このようなメールを頂きました。

   「昨夜は、いびきをかいて寝ていました。

   日を増すごとに馴れて行く様子が、とてもうれしく思います

   主人にも馴れて、2週間後に良いお返事ができればと思っております。

   また様子をお知らせ致します」

クゥちゃん、頑張っているんだなぁ~と安心し、何より嬉しいお便りでした。
次のお便りを心待ちにする2週間でした。

そして、譲渡契約の日
クゥちゃんを家族に迎える記念日だからと、お赤飯を用意して迎えてくださいました。
ご馳走を前に、クゥちゃんがオスワリをしています。

みんなに褒められて、主人公のクゥちゃんも嬉しそう♪



その後も折に触れ、写真入りのお葉書やメール等で、ちびちゃんの近況を知らせてくださいます。

一緒に暮らし、お世話をした仔の、幸せいっぱいの知らせは何よりの喜びです。
いつもお気遣い、ありがとうございます♪


ちびとの生活
ちびママ

ちびと出合って6月で2年になります。
前飼ってた芝犬のサラが16才3か月で亡くなりもう飼うことは無いだろうと思って1年後でした。
ネットの里親サイトを見た時、クウちゃんと言う仔が気になってました。暫くしてサイトを見た時クウちゃんがまだいたんです。条件がクリアできないかもと思いながら登録、申し込みました。
Kさんが後見人を引き受けてくださり里親決定。2週間で我が家の家族になりちびと名前もつけました。寂しい思いをしたのでしょう留守番が苦手。近所の女のワンちゃんとは仲良しです。成犬は難しいかなと思いましたがすぐ心配は無くなりました。


今はちび中心の毎日です。
これからもずっと一緒です。ちびとの縁がKさん、TSRの方、近所の方と縁が出来ました。保護されてる仔たちが早く里親さんのもとで幸せになれる様に祈っています。



家族でもあるわんことのお別れはつらいものです。その後またわんこを迎えようという気になれないこともあると思います。里親様はちびちゃんだからこそ、また一緒に暮らしたいと思ってくださったのでしょうね。ありがとうございます。

成犬と暮らすということに戸惑いや抵抗があることも。でも一緒に暮らしてみたら、あっというまに解消される要素だったことも。

ちびちゃん、ちびちゃんママ、ありがとうございます。また楽しいお便りお待ちしております。

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