2015年2月26日木曜日

『大福』くん(じんくん)

大福くんは TSRで生を受けたはじめてのわんこです。2013年12月 大福くんのママ おはぎちゃんをTSRでお預かりすことになり、初期医療受診のときに 彼女が妊娠中である事が判明しました。 


胎児の大きさからして最低でも5~6週目ぐらいではないかと、そしてエコーでは元気に動いてる2ワンの胎児が確認出来ました。 保護犬の出産には、かなりのリスクが伴います。 



先ずは父親が解らない事、純血では無くて違う犬種が父親の可能性も否めませんし、両親においても共に血筋が解らないだけに遺伝性の疾患を持った子が産まれる可能性があります。 

TSRでは出産を済ませたケースはなく、シュナが大好きな素人の集まりがスタートであったこともあり、どのように対応するのか、メンバー内でも出産させる、残念だが赤ちゃんは見送る、と判断がなかなかつきませんでした。

当初 大阪でお預かりしていた大福くんママのおはぎちゃんでしたが、東京のメンバーがはるばる大阪まで迎えに来てくれ、おはぎちゃんに出産に望んで頂くことになりました。

だ見ていることしかできないメンバーも不安でしたし、預かり担当のメンバーは本当に大変だったと思います。


おはぎちゃんがんばってくれました。

2014年1月12日 大福くん 産まれました。
しかし、おなかの中にいたときから個体差があったもう1わん、翌朝になっても生まれず… 朝一番で帝王切開をしてもらおうと病院に行ってエコーで見たら既に赤ちゃん自体居ませんでした。 もう1匹の小さかったワンコさんは前回の検査の時はハッキリと写っていました。 
ただ、TSRにやってくるまでのおはぎちゃんの栄養状態が悪かった事から獣医さんには厳しいかもとは言われていました。 自然の摂理で1匹でも残すために小さかった方は数日前に亡くなり吸収されたんだろうとのことでした。 

チビワンコはお兄ちゃんに命を託したのでしょうか、居ないとわかった時は本当に残念でしたが、残された大切な命を大事にお預かりしていこうと預かり担当は思ったそうです。



大福くん、産まれた翌日にはへそ天で眠る大物っぷり・・・。すくすくと大きくなりました。
お顔つきはシュナ、でも結構立派に育ちました・・・。

遠方ではありましたが、とてもありがたいお申し出を頂き、大福くんは里親様のおうちの子になりました。今ではじんくん、先輩わんこと一緒に楽しく生活してくれているようです。




じんとの生活
じんママ

我が家には既に9歳の男の子 ふく と、4歳の女の子 なな がいました。ふくは、リーダー気質の子。仲間内でも、まとめ役・仲裁役をこなし、群れを上手にまとめてくれます。そんなふくの気質を受け継いで、我が家の次期リーダーとなってくれる子を探していた時、大福君と巡り合いました。
ふくも保護犬でした。この子は、福島の被災犬です。なので、保護犬を受け入れることには、全く抵抗はありませんでした。
また、私自身、一時預かりをさせていただいていたこともあり、その中で、辛さ、悲しさ、寂しさを知っている保護された子達は、今、愛されて満たされる生活を送れることの喜びを、ストレートにぶつけて来てくれ、いじらしいぐらい慕ってくれることを、感じていました。
なので、どちらかというと、保護された子の中から探せたら、と思っておりました。

TSRを知ったきっかけは、ネットです。
我が家の旦那さんが、アレルギーを持っており、なるべく毛の抜けない犬種という事で、もともとシュナウザーを選んでいたので、今回も、シュナウザーに絞って探していました。
なので、TSRには、すぐ辿り着くことが出来ました。
募集時、我が家は応募条件の地域からは、外れており、多分無理だろうと思いました。
ただ、どうしても思いを伝えたくて、思いのたけを文章にして、応募させていただきました。その為、我が家にトライアルが決まった時は、飛び上がって喜びました。 トライアルの日が待ち遠しくてたまりませんでした。トライアルの日は、貸し切りランでお会いしました。大福君が、いつも家で一緒にいた子達も来てくれ、楽しい時間を過ごすことが出来ました。 でも、その後大福君は、初めてみんなと別れて、我が家に置いて行かれました。そんな彼は、傍から見ても、どうしようかと思うぐらい、へこんでいました。ただ、私は放っておきました。
犬には、自分で考える力があります。そして、「今」を一生懸命生きています。
なので、きっと自力で解決策を見つけてくれるだろうと、見守りながらも、放っておいたのです。最初はへこんでいた大福君も、徐々に好奇心が出て来たようで、先住ワンコのななとふくに、じゃれに行くようになりました。
ただ、ふくは子犬にじゃれられることが、あまり好きではありません。そしてななも、邪魔をされるのが嫌いです。二人とも、大福君を無視。それでも、私は見守り続けました。

大福君は、保護された子のお腹にいたワンコでした。
彼の事は、ネット内で遡ると、ママワンコのお腹にいるエコー写真にまで到達することができます。そんな彼は、たくさんのボランティアさん達に支えていただいて、生を受けました。たくさんの方々の愛情や想いが、いっぱい詰まった彼は、無邪気でめげることを知らず、腕白坊主で、素直な子でした。そんな大福君が、めげないで、じゃれつき続けたおかげで、とうとう2匹も無視し続けることが出来なくなり、怒りながらも相手をするようになってきました。 大福君の、粘り勝ち!
そんな彼が、うちの群れに加わったおかげで、少し気難しいところがあった、我が家の先住犬2匹も、だんだん巻き込まれて、変わっていきました。ただいま9歳のふくでさえ、以前より元気に遊ぶようになっていきました。
今では、大福君(我が家では「じん」です)のおかげで、賑やかで刺激ある毎日です。彼が我が家に来てくれて、本当によかったです。もちろん、3匹いることの大変さ、体力的な問題など、色々ありますが、よく言われるほど、大変ではありません。




犬は犬同士、人にはできない方法で、しっかりとしつけをしてくれます。それは人としても、見習うべきところがとても多く、私も色々勉強させてもらっています。そしてその中で、じんにも、ふくのリーダー気質が少しずつ伝わっていっているように思えます。 とにかく3匹の掛け合いは、毎日見ていても見飽きないぐらい楽しく、幸せな気持ちにしてくれます。彼らの名前通り、ワンコ達は、我が家にふくをもたらせてくれたような気がします。 「なな」「ふく」「じん」で、我が家の七福神です。
この楽しい時が、1分でも1秒でも長く続くといいなと思っています。


じんくん おにいちゃんおねぇちゃんと楽しくランですごしているお写真がブログにたくさんありました。本当に愛情いっぱいうけてすごしている様子が伝わってきました。

「犬たちのと生活」 http://wanwan.wpblog.jp/

七福神 ですものね、幸せに決まってます。素敵なレポートをありがとうございました。
これからも3わんで仲良くね、じんくん。

2015年2月10日火曜日

『カレン』ちゃん

2013年2月 カレンちゃんはTSRへやってきました。迷子で収容されましたが、残念ながらお迎えはなく、あまりのぼさぼさ具合にシュナミックスなのかなんなのか?とメンバーで議論するほどでした。しかし、TSRメンバーの目にとまったのも何かのご縁。カレンちゃんは地元ボランティアさんの引き出し協力を得て、TSRでお預かりすることになりました。

こちらもやはり収容ワンコ定番のもさもさ・・・ご協力いただいたボランティアさんがトリミングまで済ましてくださいました。中から出てきたのはきれいなブリンドルちゃん。



毛質はふわふわの柔らかい毛で、睫毛は長いのがあるとのこと。 色は、S&Pというより、ブルーマーブルっぽい、白とグレーの虎毛。 少しやせ気味ではあったそうですが健康状態に問題なし。性格はしっぽフリフリ、人大好きのはなまるによい子。 
攻撃性も一切なく、ワンコにも問題なさそう。 耳も歯も綺麗で、1~2歳ではなかろうかとのことです。散歩大好き。長距離運転も問題なし、とご協力いただいたボランティアさんのご報告でした。

その後メンバーがいったん預かり、関西へ移動。このころまだマズルの上はおはげちゃん。女の子なのに・・・。

関西でも預かり担当の変更があり、その間に一度トライアルにも出ました。希望者さまにもカレンちゃんにも落ち度は無かったんです・・・ただ、希望者さまにはちょっとカレンちゃんがパワフルすぎたようです・・・。きっと次はいいお話がやってくるよね、といいながら預かりさん宅ですごしておりました。

カレンちゃん、とにかくワンちゃんも人も大好き。特に子供が大好き。預かりさん宅の娘(小学生)が好きすぎて、おおきなふさふさのしっぽをぶんぶん×100振りながらずぅーっとついて歩いていました。寝るときも暑苦しいほどへばりついて・・・預かりさんとは寝てもらえず・・・。



娘のお友達にも大人気。このまま、もううちに居てもいいよ~という雰囲気になりかけていたようですがそこにとてもいいお話が。同い年の小学生の娘さんと妹さんがおられるご家族、カレンちゃんにとって大好きな子供ちゃんが二人!!散歩しまくり、走りまくりのスペースがいっぱい!!遠方だから、なんぞ言っていられません!

カレンちゃんをお願いして帰るとき、今まで見たことなかったさみしそうなカレンちゃんの顔、はっきり覚えているそうです。でも、その後 里親様から送っていただく写真は 楽しそうな家族と一緒に写っている楽しそうなカレンちゃん。2013年6月正式譲渡となりました。今日もしっぽをぶんぶん×100振ってるんだろうな~

カレンとの生活
カレンママ

「お世話するから犬飼いたい!」娘から何度も聞いた言葉でした。
私が幼少の頃、気が付けばそこに犬がいる。それが当たり前で育ちました。
子供達にも犬と暮らす楽しさや、最後まで育てていく責任を培ってもらいたいと思いましたが、当時の子供たちの年齢を考えると、なかなか踏み切れませんでした。
犬を飼うことは楽しい事ばかりではなく、世話や病気・処分される動物がたくさんいる事、飼うなら保護犬にする事・・・。話し合いを重ね、娘がきちんと理解できるまで待ちました。その後、同居家族の承諾を得て、犬探しをスタートし、偶然見かけたサイトでカレンを見つけ、つぶらな瞳・少し小首を傾げたような姿を家族はすぐに気に入ってくれました。募集地域からは外れていましたが、ダメもとで連絡したところ、お返事を頂きトライアルが決定。
2013/5/25トライアル当時。待ちに待った日です。Kさんがカレンを連れて来てくれ、色々とお話伺った後、Kさんが車に乗り込む姿を見て「あれっ?私は??」と不安そうなカレン、車が見えなくなってもじっと通りを見つめる姿に、何だか切ない気持ちになりました。
家に入ってもしばらくは不安な様子でしたが散歩をしたり遊んだりと、いつの間にか馴染みトライアルが終わる頃には、ずっと家の子だったよね?と思うくらいでした。
二週間のトライアルを終えて正式に譲渡となりました。

来客があるときには無駄吠えしますがその他はハナマルの性格。日向ぼっこをしながらうたた寝したり、おなかを見せて寝転がったり、子供にも優しく、他の犬にもフレンドリー
穏やかな性格なので一緒に旅行にも出かけられます。

さて、家の子になって初めてのキャンプ。テントを張る前までは、他の人にも愛想よく静かにしていたのに、いざテントを張ると...。番犬に早変わり!大きな声で吠え出しました。
困った出来事ではありましたが、私達を守ろうとしているのかも。と思うと何だか嬉しくなりました。大好物のサツマイモを食べ満足げなカレン。一仕事終えて落ち着いたのか、
後は吠えることなく楽しくキャンプすることが出来ました。
カレンが来て2年しかたっていませんが、楽しい思い出はどんどん増えていきます。
これから先も一緒に楽しんでいきたいと思います。
カレン家の子になってくれてありがとうね!


まだまだ若いカレンちゃんと一緒にキャンプやこの前は気球まで、一緒に経験してくださってます。カレンちゃん~おねぇちゃんたちといっぱい楽しい思い出作ってね。

カレンママ素敵な文章とお写真をありがとうございました。
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2015年2月9日月曜日

『リボン』ちゃん(りんちゃん)


2014年8月、リボンちゃんは TSRへやってきました。残念なことに リボンちゃんは飼い主さんがセンターへ持込されたそうです。軽い分離不安があるとのことで、センターでのご縁には繋がらなかったそうです。センターより依頼があり、TSRでお預かりすることになりました。
ブラックの美人さん。分離不安があったのは1日目だけ、あとは出掛ける時も人が来ても全く吠えません。特に男の人の動向を凄く気にするようで、ご飯を食べていても男性が通ると食べるのを止めて逃げようとしたり… 初日に吠えた時も目が合ったら伏せて頭を隠したり… したそうです、と預かりさん。怖い思いをしたんでしょうか、これからはそういうことはもう無いよ、と安心してもらえるようにと預かりさんはケアをしてくれました。
トライアル前にトリミングに行ったリボンちゃん。かわいい~シュナミックスとのことですが、ほぼシュナウザー?ミックス?うーん、かわいいから、そこは重要ではないですね。

あっという間にいいお話を頂き、リボンちゃんは10月にTSRから新しいおうちに巣立って行きました。先住わんちゃんとの相性も問題なし、正式譲渡となりました。


りんとの出会い


りんママ


りんが我が家に来て4カ月が過ぎました。


先住犬のシュナウザーが亡くなって、またワンコが欲しいと思いしっぽの会や保健所情報で探していました。やっぱりシュナウザーがいいなあと思っていたところ保健所でTSRのことを教えてもらいました。

それからはTSRのサイトでいろいろ活動を知り、縁あってりんと出会いました。

先住犬のスピッツとも一定の距離を置いて過ごせるようだったので早速うちの子になりました。




最初の数日は緊張感があった様子でしたが、すぐに自分の居場所を見つけて馴染んでくれました。
知らないうちにベランダから飛び降りて逃亡しかけたり、お漏らしもありましたが、今ではすっかり我が家に慣れて、コタツに座っていると膝に乗ってきて寝たり、私のクッションもちゃっかり自分の寝床にしてしまうなどかわいい一面を見せてくれています。
家の中ではすっかりお利口です。
散歩の時は、車や人が怖いのか見かけるとワンワン、ヒンヒンがひどく引っ張りもありますが、今は少しずつお勉強中です。

りんとの出会いの中で犬の保護活動、犬の置かれている現状を知ることができ、犬の事も少し勉強が出来ました。

りんは我が家にはなくてはならない存在です。これからも仲良くやっていきたいと思います。
また、微力ながらTSRの活動を応援していきたいと思います。

りんちゃんママは、最初から保護わんこを家族に迎えようとお考えだったのですね。ワンコを迎える時、いろんな選択肢があります。保護わんこを迎えるという選択肢がもっと一般的になると、りんちゃんのように幸せなわんこが増えることに繋がりますよね。

もうすっかり新しいおうちにも慣れて本当に大切にして下さってる様子が伝わってきます。
リボンちゃん改め りんちゃん、ご家族との楽しい毎日の中でこれからも素敵な思い出がたくさんできますように。

素敵な文章を本当にありがとうございます。
TSRの活動を応援してくださるとの暖かいお言葉、初心に返り頑張っていこうと思いました。


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2015年2月8日日曜日

『バニラ』くん

2014年1月、飼い主さんがシックハウス症候群になりワンコに触る事も 出来なくなり、バニラくん、ビターくんとともに飼育継続が不可能になってしまいました。飼い主さんも、2わんこがお空に帰る日まで一緒にいたかったことと思います。
さまざまな事情があり、ずっと一緒にいたくても飼育困難になることもあります。飼育放棄されることなく、次に繋がる選択をしてくださり、ご縁があってTSRでお預かりすることになりました。バニラくん TSRへやってきました。


1人ウガウガ言いながら転がって遊ぶのがお好きなようです、と預かりさん。でも預かりさんを見るとうれしくなっちゃって、耳が後ろに倒れちゃう・・・せっかくの立ち耳がアピールできない~って。バニラくん チャームポイントのたち耳写真 なかなか取らせてもらえず・・・だったようです。

バニラくん、去勢手術の際に一緒に歯石除去もすませました。

先に一緒にTSRへ来たビターくんがお婿にいってしまい、さみしそうにしていた時期もあったそうです。ずっと一緒にいたもんね・・・でもでも、バニラくんにもいいお話が!!

今度のおうちにもバニラくんの相棒が・・・ビターくんと同じ黒だけど、今度はラブちゃんだから大きいね~。最初はちょっとビビッていたそうですが、今ではすっかり仲良しだそうです。




バニラとの生活
バニラママ

バニラが、我が家きてから、一年が、たちました。



来た当時は、小型犬が、初めてで、何かと大変でした。家には、黒ラブ5才が、いまして、その前のラブラドールは、14才で亡くなっています。黒ラブと、仲良しに、なってくれたら、思い引き取りました。バニラは、お利口で、1日で、おしっこと、ウンコが、できました。胃腸が、弱いらしく、下痢と、嘔吐が、続き病院で、何度も検査をしました。魚アレルギーの、ようでした。何でも食べる黒ラブに、慣れていたので、とても心配しました。わかってよかったです。



散歩が、大好きで、朝、昼、夜3回いってます。家に帰ってくると、二匹でお迎え、バニラもルイも、目を細め満遍な、笑顔です。癒やされます。インターホンが、鳴ると、吠える声も、二倍です。



バニラくんビターくんの黒白コンビから、今はバニラくんとルイちゃんのコンビ。もう新しいおうちでの生活も1年になろうとしているのですね。バニラママは初めてシュナをお迎えしてくださり、保護わんこから、TSRから迎えてくださり、本当にありがとうございます。

おなかの調子が悪くなるのはお魚アレルギーだったんですね。たくさんのケア、ありがとうございます。

バニラ君とルイちゃんの黒白コンビの楽しい生活がこれからも1日でも長く続きますように。
素敵なしあわせ報告、ありがとうございました。

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『ビター』くん(アレックスくん)

2014年1月、飼い主さんがシックハウス症候群になりワンコに触る事も 出来なくなり、ビターくん、バニラくんともに飼育継続が不可能になってしまいました。飼い主さんも、2わんこがお空に帰る日まで一緒にいたかったことと思います。
さまざまな事情があり、ずっと一緒にいたくても飼育困難になることもあります。飼育放棄されることなく、次に繋がる選択をしてくださり、ご縁があってTSRでお預かりすることになりました。ビターくんとバニラくん 一緒にTSRへやってきました。


預かりさんの第一印象は「ゴマ」くんに雰囲気が似ている~でした。くるくるな感じが似てる?

見つめる男、目が合うと尻尾ピコピコ・・・おいでって言うと膝に飛び乗って来る ちょっとKY男子?
去勢手術の際に歯石除去も同時に済ませました、前歯全滅で上前歯全抜歯で帰って来ましたが、オラの前歯スケスケ~本犬気楽なもんです、と預かりさんのレポート。手術のあと、どよ~んとテンションが低くなるワンコが多い中、元気なのはありがたいですよね。

いいお話が早速舞い込んできて、バニラくんよりも先にトライアルが決まりました。トライアルに先立ち、トリミングへ。うんうん、男前になってます。

しかし、このとき、ドライヤー、バリカン、掃除機が嫌いでしたなことが発覚。
ビターのカットは素人がやったのか?!疑惑がありましたがコレで理由が分かりました、と預かりさん。
トライアル満了をまたずに家族の皆さんに迎えていただいたビターくん、今はアレックスくんです!


大切な家族ビター改アレックス
ビター改アレックスママ

主人の姉がTSRのホームページを見て犬のいる生活はすごく幸せだよと里親の話しを知らせてくれました。
2013年1月下旬あたりに 主人と下の娘が預かりさん宅へ行き、ビターと対面。
帰宅後二人に感想を聞くと、ビターの目が 僕を連れて行ってと物語ってたそうです
ビターがトライアルにくるまで正直私自身 不安やお別れを受け入れる覚悟など いろんな気持ちがめぐり 葛藤し 家族の中でただ1人反対してたんです。

迎えたいという主人や子供たちの気持ちに負けて、2013年2月8日 ビターは預かりさんと一緒に我が家へ、トライアル開始となりました。
玄関に姿をみせたビターを見た瞬間と 預かりさんと書類をかわしてるときにそばに来たビターの姿に私のモヤモヤが一気にはれて なんで反対してたのかな~という気持ちになったのを覚えています。
トライアル初日のビターはウロウロしたりみんなの匂いをかいだり不安になりながらも私達に寄り添ってくれました。

トライアルから一週間たらずで正式譲渡になり家族の一員となったビター。
来た当初のビターは フードの早食いが目立ち びっくりしました(笑)今は早食いはなくなりましたが、来た時から変わらないのは 外でしかしてくれない排泄…。
何が何でも朝夕の散歩はかかせず 雨や吹雪は飼い主の方がバテてしまいそうです。
雨の日のレインコート フードが頭にかぶさると すぐフリーズ。


かたまりながらも散歩を頑張っています。

来た当初はガリガリでなんだか小さく細身のビター…たくましくしようと散歩や運動をかかさず頑張った結果の半年後、



筋肉ついてたくましくなったビター すっかりオスシュナらしくなり 骨太なので体型もかわったため ミニチュアなのに大きいといわれます(笑)
どんな時も一緒のビター、幸せなひとときすぎたのか、九キロになってしまい ただいまダイエット中です。

一年かけて頑張った 頭から背中のモヒカンが似合う体型になりました(笑)
ビターが我が家に来てから色々なことがありました。
改めて犬を飼うという責任や大切なことをたくさん教えてくれたビター、
どんな時も寄り添い 家族を守ろうとしてくれて、
我が家に来てくれたことを本当に心から感謝しています。
そしてビターの里親にさせて下さり、その後も私の質問や困りごとにいつも的確なアドバイスを下さり協力して下さった預かりさんにも感謝の気持ちでいっぱいです。


先月8歳になったビター、これからお空に帰るその最後の時まで家族みんなで ビターにたくさんの愛情を注ぎたいと思います。



ビター改め アレックスくん、前の家族とは一緒にすごせなくなったけど、新しい家族ができたね。2つも家族があるアレックスくん、本当に良かったね。
アレックスママ、そしてご家族の皆さん、TSRへ目を留めていただき、そしてアレックスくんを家族に迎えていただき感謝いたします。

これからもみなさんの楽しいわんこと一緒ライフが一日でも長く続きますように。

素敵な文章をありがとうございました。

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2015年2月4日水曜日

『ゴマ』くん

ゴマくん 2013年7月 TSRへやってきました。
迷子とのことでしたが、残念ながらお迎えはなく、北海道 広いので、地元ボランティアさんのご協力を経て、引き出し、TSRへ。


センターにいたときのゴマくん、迷子わんこ定番のもさもさ。モップ状態・・・。
 地元ボランティアさんがトリミングを済ませてくれて、パリッとシュナウザーに戻りました。


この写真はTSR預かり宅へ来る日に。かわいいですよね。なぜお迎えがなかったんでしょう。

預かりメンバーのお宅ではたくさんのわんこに囲まれハイテンションBOYっぷりを発揮していたそうです。

ご飯は座れ待てからのよし!で焦り過ぎてご飯全部ぶちまけてしまったり、わんこと遊んでる途中 、お散歩の途中は振り返って見てる?ってヘラヘラ(笑) 台所で立って見学してたらヘラヘラしながら来てビョビョーン!!とジャンプ抱っこでした。もちろん胸までは跳べないので腰下くらいで何とかキャッチ!! からのズリズリ引き上げて抱っこ!! でヘラヘラ~♪

メンバーの間でも預かりさんからのレポートに「ぷぷぷ」連発でした。

小さい子供さんがちょっと苦手だったり、人見知りだったりしたゴマくんですが、募集を開始してほどなく良縁が。里親さまはトライアルを延長して、じっくりゴマくんと向き合ってくださいました。

2013年10月12日 ゴマくん 正式譲渡になりました。

http://ameblo.jp/mfmf-lv/

ゴマくん 北海道から関東へお引越しの後も ママはブログを続けてくださっています。

私達はなんとか大好きなシュナウザーの命をつなげるべく、少しでもとお預かりをさせてはいただいておりますが、里親様が家族に迎えてくださって、初めて命がつながった、と皆さんにご報告ができます。

命を救ってくださるのは里親様、TSRはお預かりしているにすぎません。

今回こんなにうれしい文章をいただいて、ゴマくんと里親様の幸せそうな様子をお知らせいただく、あぁいろいろあるけど、メンバー一同、このためにがんばってるんだよなぁ、としみじみ思いました。
本当にありがとうございます。ゴマくん、よかったね。




ゴマとの出会い
ゴマリン

先代犬が16歳で旅立った後、里親募集サイト(しっぽのおうち)を覗きにいく日々の中でゴマに心惹かれ勇気を振り絞って連絡をしてみたのが
ゴマがトライアルで我が家に来たのは2013年9月5日。その後正式に家族になったのは10月12日という少し異例の長期トライアルだったと思います。

お見合いの数日後、待ちに待ったトライアルの開始。実際に一緒に暮らし始めるとゴマの可愛さは想像以上。と同時に…心配事も想像以上でした。
来たばかりの頃のゴマは、家でも外でも恐怖からきているかのような突然の吠えかかりがありました。
そして知人に噛み付いてしまった時は正直かなり悩みました。

そんな事もあったのでトライアル中にドックトレーナーさんにゴマの様子を見てもらう事に。
家の中や散歩の様子をみてもらい今までの事も全てお話しました。
そしてそのトレーナーさんは「きっとすごく怖い思いをしてしまったのかもしれない。でも大丈夫!人間の様子をすごく冷静に観察している。信頼関係ができれば必ず落ち着くはず。とてもいいコですよ」と言ってくださいました。もう私は半泣きでした。

成犬になってから迎えるワンコは仔犬の時から一緒だったワンコとは異なることも多いです。
一緒に暮らして行くうちに「とても愛された経験があるワンコ」という事も随所で感じましたが、ゴマのちょっとした反応から勝手によからぬ過去を想像し思い悩む事も少なくありませんでしたから。

でも今のゴマはその頃がウソのような別犬のようなお利口さんワンコです。帰宅時等には全身クネクネで喜びを表現してくれる陽気なゴマ。一緒のお出かけも楽しくて私達の知らなかった事もたくさん教えてくれます。


色々な縁がつながって我が家に来てくれたゴマ。
ゴマを迎える事になかなか自信が持てずに悩んでいた私達を、いつも暖かく見守ってアドバイスしてくださった預かりさんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

そしてゴマには「私達に愛される為にここに来たんだ」という事をこれからもずっと伝えて行きたいと思っています。


ゴマくん全然表情がちがいます、愛情いっぱいに包まれて暮らしてるからだね。素敵な文章をありがとうございました。